2012年1月13日金曜日

ちょうちょうと遊ぼう

14:12 2012/01/13

    オオムラサキの飼育

寒冷紗をかぶせて幼虫の逃亡を防ぎ保管する
平成16年12月に千葉市営平和公園内のエノキで越冬している幼虫を14匹採取(年初の33匹より減少)手持ちオオムラサキ47匹、ゴマダラチョウ28匹の幼虫が平成17年3月7日保存の箱からエノキの鉢へ移すので、調べたところオオムラサキ31匹、ゴマダラチョウ16匹と減っていた。オオムラサキ16匹、ゴマダラチョウ12匹が死亡していた。成東高校のAKさんに聞いたところやはりかなりの数が死亡するということだった。
飼育しているものは年々個体が小さくなるようで、自然のものはエノキの芽が膨らみかけてきたときには眠起して幹を登り、芽を食すので個体が大きいのだそうだ。

                       ゴマダラチョウ

オオムラサキは現在では家畜のようなものと聞いたことがあるが、なるほどオオムラサキに関しては、あちこちの団体が飼育 保護しているので、その種が容易に維持されるということだ。このことからして家畜同然と云われるのであろう。エノキは少しの場所でも培養できるし、成虫の吸汁するクヌギ等の樹液に代わるものスイカ、モモ、バナナなどの果物類や人工的に樹液と同等の合成物が出来るからだ。ゴマダラチョウはオオムラサキと異なり、しぶとく生きられるという。なぜなら人間の捨てたジュースの空き缶の残り、果実の廃棄物等を地上に降りて吸汁することを会得したからだそうだ。

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