オオムラサキの飼育
寒冷紗をかぶせて幼虫の逃亡を防ぎ保管する |
飼育しているものは年々個体が小さくなるようで、自然のものはエノキの芽が膨らみかけてきたときには眠起して幹を登り、芽を食すので個体が大きいのだそうだ。
ゴマダラチョウ
オオムラサキは現在では家畜のようなものと聞いたことがあるが、なるほどオオムラサキに関しては、あちこちの団体が飼育 保護しているので、その種が容易に維持されるということだ。このことからして家畜同然と云われるのであろう。エノキは少しの場所でも培養できるし、成虫の吸汁するクヌギ等の樹液に代わるものスイカ、モモ、バナナなどの果物類や人工的に樹液と同等の合成物が出来るからだ。ゴマダラチョウはオオムラサキと異なり、しぶとく生きられるという。なぜなら人間の捨てたジュースの空き缶の残り、果実の廃棄物等を地上に降りて吸汁することを会得したからだそうだ。
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